郡上への移住を考える人のモデルになりたい
小倉さんは、各務原市から郡上市へ移り住んで20年になる移住者です。これまで、冬季はスキー・スノーボードのレンタル事業を営み、夏季は地元企業で働いてきました。
夏季の新事業展開を考えていた折に、宗祇庵が事業承継を希望していることを知りました。
夏は郡上おどりで有名な郡上八幡で働き、冬は多くのボーダーが集う高鷲町で働く、郡上の良さを生かした事業を展開できることに、小倉さんは幸せを見出しました。他店とは異なる方法で店の魅力を打ち出す「尖った戦略」の経営者でありたいと考えている小倉さんにとって、上品な接客と郡上おどりをイメージしたパフェのノウハウを得られること、前オーナーが30代と若く、しっかりとした経営マニュアルがあること、経営状態が悪くないことは事業承継の決め手となりました。
前オーナーが経営マニュアルを整えていたため、小倉さんはすぐに事業を開始できました。リピーターを飽きさせないようにと考えた季節を感じる企画も参考にしています。